特集 臨床工学技士新人教育の充実を目指して─フレッシャーをどのように育てるか─
新人教育の評価ポイント─血液浄化を中心に─
吉川 史華
1,2
,
小野 淳一
1,3
1川崎医科大学附属病院MEセンター
2川崎医科大学総合医療センターMEセンター
3川崎医療福祉大学医療技術学部臨床工学科
キーワード:
業務習得プログラム
,
業務習得チェックリスト
,
自己分析シート
Keyword:
業務習得プログラム
,
業務習得チェックリスト
,
自己分析シート
pp.652-657
発行日 2019年6月25日
Published Date 2019/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000482
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年,手術支援ロボットなどの医療技術の発展や人工呼吸器など医療機器の使用を視野に入れた在宅医療の普及などにより,臨床工学技士の業務領域が拡大している.業務拡大に対応するためには教育・訓練が重要であるため,川崎医科大学附属病院では数年前より,新人に対して,約2年かけて機器管理,血液浄化,集中治療/手術室の3領域における基礎業務を習得する「業務習得プログラム」の運用を開始した.本稿では,血液浄化に関する業務習得プログラムで使用する業務習得チェックリストを中心に,習得者の評価ポイントおよびフォロー体制について紹介する.
Copyright © 2019, Gakken All rights reserved.