特集 不定愁訴を診る!あなたはどうしていますか?
不定愁訴に対する診療の手の内を公開!
解決困難な不明熱・不定愁訴の患者の紹介を受ける立場から
國松 淳和
1
1医療法人社団永生会南多摩病院 総合内科・膠原病内科
pp.1262-1265
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2024110004
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Point
・ 患者の成す「不定愁訴」は,要素に還元して分析する対象ではなく,患者が発している「つらさ」のメタメッセージであると捉えるべきである.
・ 困り果てた患者ほど,医師と常識的な会話が交わされて来ていない.
・ どんな症状かではなく「どんな人か」を見定め,それに沿うように接していれば愁訴が問題ではなくなることが多い.
・ 自分の個人的な意見を,患者に伝えることが重要である.
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