特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
リウマチ膠原病的アプローチ
不定愁訴と骨関節
國松 淳和
1
1国立国際医療研究センター病院 総合診療科
pp.2256-2258
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225258
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Point
◎「不定愁訴(病気がない)」と断ずる前に,今一度,器質的疾患の可能性を検討すべきである.
◎不定愁訴だと思ったら,もうやることがないと考えるのではなく,不定愁訴という1つの症候と捉え,精査をし直すくらいの気概で対応する.
◎骨関節の愁訴を訴え,不定愁訴の形を取りうる全身疾患の鑑別を把握する.
◎本当の不定愁訴には心身医学的なアプローチが中心となるが,一般医にもできることがある.
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