特集 糖尿病患者の健康寿命を延ばす―先手を打つ実臨床
Ⅳ患者を健康に長生きさせる私の秘策
たかが不定愁訴,されど不定愁訴
佐藤 利彦
1
1夕陽ケ丘佐藤クリニック
キーワード:
①不定愁訴
,
②開放型の質問(open-ended question)
,
③無症候性心筋虚血
,
④自然歴(natural course)
Keyword:
①不定愁訴
,
②開放型の質問(open-ended question)
,
③無症候性心筋虚血
,
④自然歴(natural course)
pp.518-519
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101562
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- 文献概要
症例 69歳 男性
家族歴:母親,兄,姉が2型糖尿病と家族歴濃厚.3年前に兄が肺結核の治療中,肺癌が発見され永眠.
現病歴:身長172cm,既往最大体重95kgと肥満歴を有しており,40歳頃より高血圧・糖尿病を指摘.他院で内服加療を受けていたが,2010年6月より,母の付き添いで当院来院時に,不定期に受診.グリベンクラミド2.5mg,シタグリプチン50mg,ビグアナイド500mgの投与でHbA1c 8~9%とコントロール不良.
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