特集 皮膚外用薬を使いこなす!
表在性皮膚真菌症[外用抗真菌薬]
比留間 淳一郎
1
1新座志木中央総合病院 皮膚科
pp.778-780
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2024070012
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Point
・表在性皮膚真菌症には,白癬(皮膚糸状菌症),皮膚カンジダ症,癜風が含まれる.いずれの疾患も診断には直接鏡検が必須である.
・白癬の治療は外用抗真菌薬の1日1回の塗布が基本で,とくに足白癬では適切な外用法を患者に指導することが重要である.
・皮膚カンジダ症,癜風の治療はケトコナゾールなどのアゾール系の外用抗真菌薬を使用する.
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