特集 適剤適処! Bz受容体作動薬 リスク/ベネフィット比を最適化する
服薬説明の根拠をアップデート 「Bz受容体作動薬」処方メソッド⑨ [睡眠障害以外の疾患・病態への使いどころ・使い方] てんかんの薬物療法での位置づけは? 投与のタイミングは?
山本 吉章
1
1国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 治験管理室
pp.2161-2164
発行日 2024年11月5日
Published Date 2024/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024130024
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Key Points
クロバザム,クロナゼパム,ニトラゼパムは,幅広い発作型に有効性を示し,難治てんかんの付加治療薬として用いられている.
スチリペントールとカンナビジオールは,CYP2C19阻害作用によってクロバザムの作用を増強する.
ジアゼパムとロラゼパムの静脈注射は,てんかん重積状態治療の第一選択薬と定義されている.
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