特集 適剤適処! Bz受容体作動薬 リスク/ベネフィット比を最適化する
服薬説明の根拠をアップデート 「Bz受容体作動薬」処方メソッド② [押さえておきたい「Bz受容体作動薬」処方の勘所] 長期服用者の中止の判断は? 中止困難事例への処方は?
松崎 朝樹
1
1筑波大学医学医療系 精神医学
pp.2132-2135
発行日 2024年11月5日
Published Date 2024/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024130017
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Key Points
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期使用の際には,継続の必要性,有害性の増加,減量・中止の可能性を定期的に評価すべき.
離脱症状や他の症状の悪化のリスクがあり,無理な中止は避ける.緩徐な減量と,必要であれば他の治療法の併用が重要である.
医療者による患者への丁寧な説明,医療者と患者の信頼関係の構築が不可欠である.
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