特集 腸内細菌となかよく 生きて腸までとどく薬学管理
腸内細菌の知識を活かして,患者の健康を支える!③ 腸内細菌叢検査のこれから
黒川 李奈
1
,
須田 亙
1
1理化学研究所 生命医科学研究センター 共生微生物叢研究チーム
pp.917-923
発行日 2024年5月5日
Published Date 2024/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024060021
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Key Points
腸内細菌叢検査の基礎となる16S解析は,原核生物の16S rRNA遺伝子配列をハイスループットシーケンサー(HTS)で読み取り,細菌叢の多様性や大まかな菌の組成を求める手法である.
full-length 16S解析やメタゲノム解析によって,16S解析のみでは得られなかった菌種・菌株レベルの組成や機能遺伝子組成解析への展開が期待される.
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