みえる! わかる! 精神科のくすり 第3章 用語解説
04 ノルアドレナリン(アドレナリン)
三輪 高市
1
1鈴鹿医療科学大学薬学部
pp.594-595
発行日 2024年3月31日
Published Date 2024/3/31
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024040020
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ノルアドレナリン(NA)は中枢神経系および末梢神経系で働いています.末梢では交感神経の情報伝達物質を担っており,はたらきが活発になると,心拍数の上昇,血圧上昇,消化器系の運動の抑制,脂肪や多糖質からのエネルギー産生などが引き起こされます.また,副腎皮質から放出されてシグナル伝達物質として働きます.
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