特集 治療継続のためのプロブレムがみえる!みつかる!糖尿病
表層的な「#」から,深堀りプロブレムにアプローチ! #話を聞いてくれない・答えてくれない 患者へのコミュニケーションのコツ
別所 千枝
1
,
高橋 謙吾
,
栗原 大貴
1JA広島厚生連尾道総合病院 薬剤部
キーワード:
医療関係者の態度
,
共感
,
血糖降下剤
,
コミュニケーション
,
医療従事者-患者関係
,
糖尿病
,
薬剤師
,
受容(心理学)
,
服薬指導
,
共同意思決定
,
行動変容段階モデル
,
患者理解
,
傾聴
Keyword:
Attitude of Health Personnel
,
Empathy
,
Transtheoretical Model
,
Hypoglycemic Agents
,
Professional-Patient Relations
,
Decision Making, Shared
,
Pharmacists
,
Diabetes Mellitus
,
Communication
pp.2928-2932
発行日 2022年11月5日
Published Date 2022/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2023028798
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<Key Points>(1)まず想起したい,よくある本当の原因(=深掘りプロブレム)は?・患者がどういう生活をしているか,薬剤師の理解が不十分・患者の行動変容ステージに合ったアドバイスができていない・矛盾と両価性を理解して話を進めることができていない・自分が正しいと思うことを押しつけ過ぎている可能性がある(2)プロブレムを乗り越えて目指すべき理想の患者像・うまくいっていることだけでなく,失敗したエピソードや日常生活のことまで,患者自ら話してくれるようになること・薬剤師の存在が,心のよりどころとなること(3)プロブレムとうまく付き合いつつ最低限達成してほしい及第ライン・患者自身の情報(生活,家族,価値観,考えなど)を嫌がらずに,薬剤師に話す時間を設けてくれること(コミュニケーションの基本の関係性構築)
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