特集 治療継続のためのプロブレムがみえる!みつかる!糖尿病
表層的な「#」から,深堀りプロブレムにアプローチ! #食生活を改善できない
神谷 貴樹
1
1滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部入院調剤室
キーワード:
食行動
,
糖尿病
,
糖尿病食
,
栄養指導
,
ひとり暮らし
,
交代制勤務
,
行動変容段階モデル
Keyword:
Feeding Behavior
,
Transtheoretical Model
,
Shift Work Schedule
,
Diet, Diabetic
,
Diabetes Mellitus
pp.2912-2916
発行日 2022年11月5日
Published Date 2022/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2023028795
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<Key Points>(1)まず想起したい,よくある本当の原因(=深掘りプロブレム)は?・なぜ食生活を改善する必要があるか,理解できていない可能性・食生活改善が重要であると理解しているが,実行に移せない理由が潜んでいる・実行できていたが,思うように結果が出ないことによるフラストレーション・ライフステージの変化による新たな問題の発生(2)プロブレムを乗り越えて目指すべき理想の患者像・来局時に薬剤師によるアドバイスを受けながら,患者自身で状況にあった食生活に対する目標設定ができ,目標に向かって行動できる.(3)プロブレムとうまく付き合いつつ最低限達成してほしい及第ライン・理解度は患者個々で異なるものの,食生活の改善が糖尿病治療において極めて重要であることを理解できていること.
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