特集 治療継続のためのプロブレムがみえる!みつかる!糖尿病
表層的な「#」から,深堀りプロブレムにアプローチ! #病識・治療の理解度が低い
新井 さやか
1
1千葉大学医学部附属病院 薬剤部
キーワード:
Insulin
,
Prednisolone
,
Glycated Hemoglobin A
,
血糖降下剤
,
糖尿病
,
病識
,
服薬指導
,
服薬アドヒアランス
,
薬に対する患者の認識
,
血糖管理
Keyword:
Glycated Hemoglobin
,
Hypoglycemic Agents
,
Insulin
,
Glycemic Control
,
Prednisolone
,
Diabetes Mellitus
,
Patient Medication Knowledge
,
Medication Adherence
pp.2882-2886
発行日 2022年11月5日
Published Date 2022/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2023028790
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<Key Points>(1)まずは想起したい,よくある本当の原因(=深堀りプロブレム)は?・治療の目的を理解していない.・血糖コントロールの目標値を理解していない.・糖尿病はもう治った,いずれ治ると思っている.・必要な説明を受けていない.説明された内容を覚えていない.・薬物治療に対して誤った認識をもっている(例:インスリンを使用するようになったら終わりだと思っている).(2)プロブレムを乗り越えて目指すべき理想の患者像・糖尿病の病態と自身の病状について正しく理解する・治療の目的と血糖コントロールの目標を正しく理解し,治療を継続できる.(3)プロブレムとうまく付き合いつつ最低限達成してほしい及第ライン・血糖コントロールの必要性を理解できる.
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