特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
がん治療の継続をサポートする 薬剤師もできること・薬剤師だからできること 外来がん薬物療法をサポートする 薬剤師外来のススメ
川上 和宜
1
1がん研有明病院 薬剤部
キーワード:
胃腫瘍
,
高血圧
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍多剤併用療法
,
甲状腺機能低下症
,
腫瘍
,
生活の質
,
経口投与
,
末梢神経系疾患
,
病院薬局業務
,
アジュバント化学療法
,
重症度指標
,
TS-1
,
服薬指導
,
Pregabalin
,
服薬アドヒアランス
,
分子標的治療
,
Lenvatinib
,
Regorafenib
,
外来診療
,
Trifluridine-Tipiracil
,
XELOX Protocol
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Hypothyroidism
,
Hypertension
,
Stomach Neoplasms
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Pregabalin
,
Severity of Illness Index
,
Administration, Oral
,
Pharmacy Service, Hospital
,
Peripheral Nervous System Diseases
,
Neoplasms
,
Quality of Life
,
Ambulatory Care
,
Medication Adherence
,
Trifluridine Tipiracil Drug Combination
,
Molecular Targeted Therapy
,
XELOX
,
Lenvatinib
,
Regorafenib
pp.3401-3407
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030341
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<Key Points>◎薬剤師外来では、抗がん薬導入時の初回説明だけでなく、副作用の重篤度評価に基づく支持療法薬の提案や経口抗がん薬のアドヒアランス評価などを行うことが求められている。◎さらに、重篤な副作用が発現している場合は、医師に抗がん薬の休薬や減量の提案を行うことを実践していく。◎薬剤師による処方提案は、医師が提案を受け入れることがゴールではなく、患者の副作用軽減といった患者QOL向上がゴールである。◎薬剤師外来により、今までは可視化できなかった副作用が可視化できたことを示唆する研究報告が発表されている。◎今まで医師任せにしていた外来業務に、自分にできることからでいいので、薬剤師外来を実践してみることをオススメしたい。
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