特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
がん治療の継続をサポートする 薬剤師もできること・薬剤師だからできること 有害事象に備える 免疫関連有害事象(irAE)のモニター・評価
吉野 真樹
1
1新潟県立がんセンター新潟病院 薬剤科
キーワード:
下痢
,
甲状腺機能低下症
,
甲状腺ホルモン
,
呼吸困難
,
腫瘍
,
鑑別診断
,
腸炎
,
発熱
,
副腎機能低下症
,
副腎皮質ホルモン
,
発疹
,
免疫系疾患
,
スキンケア
,
リスク評価
,
ホルモン補充療法
,
下垂体炎
,
休薬
,
免疫チェックポイント阻害剤
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Hypothyroidism
,
Immune System Diseases
,
Fever
,
Skin Care
,
Hypophysitis
,
Diarrhea
,
Risk Assessment
,
Hormone Replacement Therapy
,
Exanthema
,
Enterocolitis
,
Dyspnea
,
Thyroid Hormones
,
Neoplasms
,
Immune Checkpoint Inhibitors
,
Adrenal Cortex Hormones
,
Adrenal Insufficiency
pp.3385-3394
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030339
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<Key Points>◎免疫関連有害事象(irAE)マネジメントでは、病態や特徴の認識、モニタリングおよび鑑別、そして基本的な対処法と注意点への理解が肝要である。併用療法による有害事象の多様化に留意し、多角的なアセスメントと網羅的かつ迅速なマネジメントを意識する。◎自己免疫疾患合併、ステロイド併用、irAE発現後の再投与など、免疫療法特有の特殊条件に配慮する。◎早期発見と重篤化抑止のために継続的な教育・啓発活動が重要である。
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