特集 β遮断薬 これまで集積されたノウハウと薬物治療の最前線
β遮断薬の日米欧ガイドラインにおける位置づけとエビデンス 心筋梗塞
田中 孝昌
1
,
石原 正治
1兵庫医科大学 循環器・腎透析内科学講座
キーワード:
Adrenergic Beta-Antagonists
,
心筋梗塞
,
経口投与
,
診療ガイドライン
,
静脈内投与
,
二次予防
,
アメリカ
,
日本
,
ヨーロッパ
,
急性冠動脈症候群
,
心筋梗塞-ST上昇型
Keyword:
United States
,
Japan
,
Myocardial Infarction
,
ST Elevation Myocardial Infarction
,
Adrenergic beta-Antagonists
,
Administration, Oral
,
Practice Guidelines as Topic
,
Europe
,
Administration, Intravenous
,
Secondary Prevention
,
Acute Coronary Syndrome
pp.2931-2936
発行日 2020年8月5日
Published Date 2020/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020348681
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<Key Points>◎心不全や心機能低下、致死性不整脈を有する急性心筋梗塞に対するβ遮断薬の有用性は十分なエビデンスがある。◎Primary PCIが成功して心機能が保たれる症例においては、β遮断薬の必要性に関する見直しが行われている。◎欧米では経静脈β遮断薬の可能性が検討されているが、その有用性に一定した見解はない。
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