特集 表在性皮膚真菌症 治療薬を活用するための基礎と実践総まとめ
表在性皮膚真菌症の臨床像とその鑑別 マラセチア症の臨床像と鑑別
川上 洋
1
,
原田 和俊
1東京医科大学 皮膚科学分野
キーワード:
Malassezia
,
Methylthioninium Chloride
,
顕微鏡検査法
,
皮膚炎-脂漏性
,
鑑別診断
,
癜風
,
皮膚疾患-真菌性
,
毛包炎
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Tinea Versicolor
,
Microscopy
,
Methylene Blue
,
Folliculitis
,
Dermatomycoses
,
Malassezia
,
Dermatitis, Seborrheic
pp.2472-2475
発行日 2020年5月5日
Published Date 2020/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020252028
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>◎Malassezia属は皮膚常在性真菌であり、マラセチア感染症としての、癜風、マラセチア毛包炎のほか、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の発症、増悪に関与すると考えられている。◎癜風の診断では直接鏡検で胞子と短い菌糸を確認することが重要である。◎マラセチア毛包炎では、直接鏡検にて、紅色丘疹からの胞子を確認することが重要である。
Copyright© 2020 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.