特集 特発性肺線維症 診断・治療の最前線と患者支援の実践ポイント
特発性肺線維症の診断と治療 特発性肺線維症の画像所見
大久保 仁嗣
1
,
中野 暁子
1名古屋市立大学 大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学
キーワード:
人工知能
,
コンピュータ支援放射線画像解析
,
診療ガイドライン
,
肺線維症-特発性
,
Nintedanib
,
胸部CT
,
すりガラス様陰影
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Practice Guidelines as Topic
,
Radiographic Image Interpretation, Computer-Assisted
,
Idiopathic Pulmonary Fibrosis
,
Nintedanib
pp.449-454
発行日 2020年3月5日
Published Date 2020/3/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020163942
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<Key Points>◎特発性肺線維症(IPF)の2018年国際ガイドラインでは、高分解能CT(HRCT)画像のパターン分類、病理組織パターン分類について記載されている。◎HRCT画像のパターンは、UIP、Probable UIP、Indeterminate for UIP、Alternative diagnosisの4つである。◎IPFの診断には、呼吸器内科医、放射線科医、病理医が合同でカンファレンスを行うMDD(multi-disciplinary discussion)が必要である。◎IPFの重症度、予後予測において、コンピュータを用いたHRCT画像の体積解析は有効である。◎IPFのHRCT画像の診断において、人工知能の研究が今後発展していく可能性がある。
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