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特集1 臨床家が「老年看護学」に論文を投稿することの意義
論文作成プロセスを経て考える論文投稿の意義
The Significance of Writing a Research Paper through the Analytical Process
齊田 綾子
1
Ayako Saida
1
1公立富岡総合病院
1Public Tomioka General Hospital
pp.5-7
発行日 2022年7月31日
Published Date 2022/7/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
筆者は,2020年6月の日本老年看護学会第25回学術集会にて誌上発表を終えた後,日本老年看護学会誌「老年看護学」への論文投稿を目標とし,論文作成を開始した.約5か月かけて論文作成を行い,2020年11月に最初の投稿原稿が受け付けられた.その後2回の査読が行われ,受理されたのは2021年5月である.論文作成開始から約1年が経過し,筆者の論文は「実践報告」として掲載許可をもらうことができた.そして,2021年7月発行の「老年看護学」第26巻第1号に,「認知症ケア加算2施設基準対応研修の修了者が病棟看護師に働きかけている内容と病棟看護師から感じられる変化」のテーマで掲載された.このたびの論文投稿の経験を振り返り,臨床現場で実践を行っている者として「老年看護学」に論文を投稿することの意義について考えたことを述べる.
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