研究・教育活動推進委員会:平成18年度ワークショップ報告 「新介護保険制度における老年看護の役割」
─分科会「在宅ケアの動き」話題提供─行政の看護職の立場から
小宮山 恵美
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1東京都北区健康福祉部高齢福祉課
pp.156-157
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
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1.看護職が所属する組織
平成18年4月より,介護保険法改正に伴い,地域包括支援センターを地域包括ケアシステムの場として在宅介護支援センターを含めて再編され,総合相談・地域権利擁護・包括的継続的マネジメント・介護予防マネジメント事業を展開することとなった.社会福祉士・主任ケアマネジャー・経験のある看護師を含む保健師等の3職種が必置の組織であり,福祉・介護・保健の知識と技術がチームアプローチに集結する仕組みとなっている.
東京都北区は,人口約33万人のうち,65歳以上の高齢人口約72,000人,高齢化率が23%である.この地域包括支援センターは直営3か所で,13名の保健師が担当している.
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