第10回日本看護医療学会学術集会 教育講演
フィジカルアセスメント—考え方・教育方略
山内 豊明
1
,
天野 瑞枝
2
1名古屋大学医学部保健学科
2藤田保健衛生大学医療科学部
pp.54
発行日 2008年12月30日
Published Date 2008/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200110
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先ず教育にあたっての根本理念としては「でき得ること」と「でき得ないこと」とを明確に区別することであり、さらにはでき得ることであっても「すべきこと」なのか「しなくてもよいこと」を峻別し行動すべきと考える。
とかく教育者と呼ばれる者は、教えるべきかどうか迷ったら取り敢えず教えておこうと振る舞いがちである。というのも学生が知らなかったという場面に出くわした際の責任問題を回避したいという保身に似た行動機転が働き易くはないだろうか。
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