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日本災害看護学会第18回年次大会 熊本緊急討論
三橋 睦子
1
1日本災害看護学会第18回年次大会大会長
pp.51-57
発行日 2016年12月31日
Published Date 2016/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200466
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2016年4月の熊本地震での経験を紡ぎ叡智へ
未曾有の災害、東日本大震災。あれから5年を経過した4月に、熊本で2度の震度7の地震が発生し、多くの皆さんの救助活動、自助、共助の支援活動が展開されました。これを受けて、熊本の隣県である福岡県で、8月26日・27日に開催した日本災害看護学会第18回年次大会では、急遽熊本地震緊急討論を企画し、熊本地震で実際に活動された異なる4名の専門職の方に、「これからの大災害にどう備えるのか」について貴重な経験を基に御発表、討論して頂きました。
本大会はテーマを「災害看護の経験を紡ぎ叡智へ」としており、熊本地震で展開された支援システムや活動、あるいは見えてきた課題を含めて御発表頂いた貴重な経験が、これからの災害の備えとして災害看護へ織り籠まれるように願いを込めて、それぞれの発表者に発表内容を纏めて頂きました。今後の大災害の備えとして生かされることを衷心より祈念いたします。
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