Japanese
English
巻頭言
第24回年次大会を振り返って
Looking back on the 24th Annual Conference
竹崎 久美子
1
Kumiko Takezaki
1
1高知県立大学
pp.1-3
発行日 2022年12月31日
Published Date 2022/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200584
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
日本災害看護学会第24回年次大会は、2022年9月3日(土)のライブ配信日を中心に、8月26日から9月22日までのオンデマンドによるオンライン開催とさせていただきました。オンライン開催となるのは、第22回大会から3年目となります。大会をお引受けした2020年1月にはここまで新型コロナウイルス感染症の感染拡大が長引くとは夢にも思わず、参加いただく皆様にはぜひ開催地高知のおいしいものと、南海トラフ地震に県民総力戦で取組んでいる雰囲気を感じていただきたいと、テーマは「今、改めて準備期の災害看護を考える —住み続けられるしくみづくりのために—」としておりました。
しかし、2022年に入っても感染は終息をみず、3月に全面オンライン開催を決心しました。結果的には大会直前の8月24日、高知県では過去最高の感染者数(2,027人)で人口10万人当たりの感染者数は全国でも上位5位以内となり、全国的にも直前1週間の感染者数が連日25万人前後と第7波が猛威を振るいました。本学会の使命から考えても、この世界的な災害と闘っている大会参加の皆様方が、何より安心して、ご自分の時間で参加いただけることを最優先させていただいた選択であったと、悔いはございません。9月3日のライブ配信と、慣れないオンライン開催ではございましたので、何かとご迷惑をおかけしましたことをここに改めてお詫び申し上げ ます。
Copyright © 2022, Japan Society of Disaster Nursing All rights reserved.