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【緊急レポート】
インド西部地震医療救援—初めての日赤ERUにおける活動報告
Medical Relief Operation of the Earthquake in India : Report from the First ERU Mission for the Japanese Red Cross
東 智子
1
,
高島 和歌子
1
,
村田 美和
1
,
高岸 壽美
2
,
松尾 文美
2
,
松本 登紀子
3
,
清水 ひろみ
4
,
苫米地 則子
4
,
馬場 康予
5
,
鈴木 智子
6
,
樫山 由佳
7
Tomoko Azuma
1
,
Wakako Takashima
1
,
Miwa Murata
1
,
Toshimi Takagishi
2
,
Ayami Matsuo
2
,
Tokiko Matsumoto
3
,
Hiromi Shimizu
4
,
Noriko Tomabechi
4
,
Yasuyo Baba
5
,
Tomoko Suzuki
6
,
Yuka Sakurayama
7
1熊本赤十字病院
2日赤和歌山医療センター
3日本赤十字社看護部
4日赤医療センター
5小川赤十字病院
6旭川赤十字病院
7北見赤十字病院
pp.49-57
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200338
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1.はじめに
平成13年1月26日午前8時46分(日本時間午後O時16分)、インド西部のグジャラート州でマグニチュード7.9の強い地震が発生、死者約2万人、負傷者約17万人、全壊家屋20万戸、倒壊家屋40万戸という大規模な被害がでた。日本赤十字社(以下日赤)は1月28日、医療チームを緊急対応ユニット(EmergencyResponse Unit 以下ERU)と共に派遣、インド赤十字、国際赤十字・赤新月社連盟(以下連盟)、各国赤十字社とともに救援活動を行った。日赤がERUを派遣したのは今回が初めてのことである。約2ヶ月間にわたるこの医療救援活動に参加したのは41名、うち11名が看護職であった。
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