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第29回日本看護科学学会学術集会 会長講演
子産み子育て文化を尊重した看護学の探究
Research in Culturally Appropriate Nursing Care for the Childbearing Family
森 恵美
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1第29回日本看護科学学会学術集会
pp.83-89
発行日 2010年6月21日
Published Date 2010/6/21
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- Abstract 文献概要
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Ⅰ.はじめに
看護職者は,実に多様な場で,文化的背景や健康状態もさまざまな人の健康を守り,その人々の生活を支える活動をしています.私たちは,メインテーマを「文化を尊重した看護学の探究と貢献」としました.今回の学術集会が,文化を尊重し,文化的境界を越えて意見交換し,グローバル化と個別化の調和を推進する方向で,看護学の発展に寄与する学会となることを目指します.本学術集会でいう「文化の尊重」とは,お互いの多様性(相違)を認め合う,共通性を認め合うことであります.
そこで,本学術集会が文化的境界を越えて看護学の潮流を創出し,看護学の未来の展望を描くことのできる学術集会となるために,私は本学術集会長として,私の「子産み子育て文化を尊重した看護の探究」について発表し,皆様とともに協働して看護学を探究し,社会に貢献していくことについて考えたいと思います.
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