日本看護診断学会第6回学術大会報告 高齢社会でHUBとしてはたらく看護診断
【招聘講演】
2.長期療養ケアにおける高齢者の看護ケアと看護診断
江川 隆子
3
,
山本 洋子
4
Janet K. Specht
1
,
Meridean L. Maas
2
1アイオワ大学看護学部成人/老年看護学講座
2アイオワ大学看護学部成人/老年看護学講座
3大阪大学医学部保健学科
4大阪大学医学部保健学科大学院博士後期課程
pp.47-54
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100077
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看護診断は高齢者の看護実践に非常に貢献していると考える.高齢者ケアにおいても,現在の問題および今後の難問に看護が対処するためには,看護婦による看護診断や,その他の基準化された言語の使用が必要である.看護診断と高齢者に関する議論に入る前に,まずわれわれは,日本と米国の双方における,高齢者ケアと看護の状況(context)を検討することにする.高齢者に関して,両国には多くの類似点がある.両国の65歳以上の人口の増加は,増加する需要を満たすための計画やヘルスケアシステムを検討する契機となっている.
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