【その他】
34th Annual Dialysis Conference参加報告
平松 美紀
1
1日本腎不全看護学会国際交流委員会ISPDリエゾンナース委員
pp.73-75
発行日 2014年11月15日
Published Date 2014/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003200004
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Ⅰ.はじめに
2014年2月9〜11日,アメリカ・ジョージア州アトランタにおいて第34回透析学会(Annual Dialysis Conference; ADC)に参加した.アトランタはアメリカ南部に位置し,ウィキペディアによると,「南部特有の夏の蒸し暑さと冬の温暖さから『ホットランタ』(Hotlanta)という異名をつけられている」とあったが,今回は歴史的な寒波に見舞われた.会場となったGeorgia World Congress Centerはアトランタ市中心部にあり,近隣には1996年夏季オリンピック開催で賑わったオリンピックパークや,ニュース専門放送局のCNNセンター本社が並ぶ.また,アトランタはコカコーラ発祥の地であることも今回初めて知った.「World of Coca-Cola」という博物館では,世界中のコーラとその歴史が展示されており,試飲を楽しむことができる.
前述したように寒波に見舞われた学会であったが,幸い前半は穏やかな天気であった.後半は飛行機のキャンセルが相次ぎ,予定どおりに帰れなかった参加者も多かったが(私もその1人となった),学会は無事終了した.
本稿では,今学会の概要を紹介し,会期中に開催された国際腹膜透析学会(International Society for Peritoneal Dialysis; ISPD)リエゾンナース委員会についても少しふれたいと思う.
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