◆特集 学齢期における教育現場との連携
学齢期における教育現場との連携について
山本 和儀
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1大東地域リハビリテーション研究所
pp.349-353
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
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はじめに
大東市が現在実践している地域リハビリテーションは,乳幼児から学齢期の子どもたちのノーマライゼーションの具現化に向けての取り組みから始まった.障害児の生活の場の保障と家族への支援を柱に,地域で必要とされていることひとつひとつを整備していったことが現在につながっている.つまり,学校教育や幼児教育の中で行っている療育活動である.
活動の基盤は障害の有無に関係なく,誰もが地域であたりまえに生活するための環境条件の整備であり,そのためのコンセンサスを周囲から得ることである.
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