Japanese
English
◆研究と報告
老人保健施設における作業療法士の活動実態と必要要件についての検討
Survey of Need for Occupational Therapy in Geriatric Health Facilities
千田 敏
1
Satoshi Senda
1
1札幌医科大学保健医療学部作業療法学科
1Department of Occupational Therapy, School of Health Sciences, Sapporo Medical University
キーワード:
老人保健施設
,
作業療法
,
資質
Keyword:
老人保健施設
,
作業療法
,
資質
pp.322-329
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:作業療法士の新たな職域として拡大しつつある老人保健施設において,作業療法士が今後高齢者のニーズに対応して行く上で必要な要件を明らかにするために本調査を行った.調査は全国の日本作業療法士協会員が勤務する老人保健施設の作業療法士からのアンケートによった.その結果,マンパワー不足,入所者の重度化,サービスメニューの拡大の中で作業療法業務の効率低下が明らかにされた.一方作業療法士から,特に保健・福祉行政に関する知識,レクレーション技術,基本動作訓練の知識・技術の必要性が挙げられ,今後の地域リハビリテーション教育の重要性が示された.
Copyright © 1995, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.