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◆研究と報告
OT—看護婦間のFIM採点不一致の検討
Score Differences between Occupational Therapists and Nurses on the Scoring
谷川 正浩
1
Masahiro Tanikawa
1
1慶応義塾大学月ケ瀬リハビリテーションセンター
1Keio University Tsukigase Rehabilitation Center
キーワード:
身体障害
,
ALD
,
評価
Keyword:
身体障害
,
ALD
,
評価
pp.117-122
発行日 1995年5月15日
Published Date 1995/5/15
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要旨:当センターでは,ADL評価法としてFIM(Functional Independence Measure)をわが国では先がけて導入した.新しいADL評価表を取り入れるために各スタッフへの教育や,評価方法の検討が必要であった.今回OTと看護婦のFIM評価結果を2度にわたり比較し,採点不一致の割合や,不一致の理由を調査した.その結果,FIM採点の方法が明確化されてきたことがわかった.また患者の生活能力を正確にとらえるためには,ひとりのスタッフが得られる情報だけでは不十分であり,ADL評価にはチーム間の協力が必要であることを改めて確認した.
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