Japanese
English
◆総説
障害を持つ人のための住宅整備
Housing Equipment for the People with Disability
野村 歓
1
Kan Nomura
1
1日本大学理工学部建築学科
1College of Science & Technology, Nihon University
キーワード:
住宅整備
,
和式構造
,
福祉機器の活用
Keyword:
住宅整備
,
和式構造
,
福祉機器の活用
pp.350-357
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:わが国の住宅は,欧米の住宅に比較して独特の構造を持っていることと独自の生活習慣を持っているために,障害を持つ人々にとって使用しにくい状況にある.これを障害に適した形に整備していくには,まず障害者自身の生活目標,日常生活,身体機能,家族関係,経済状態等を知ることから始め,住宅整備の効果を予め見通すべきである.
具体的には間取りと詳細計画について多くの留意点が挙げられる.しかし,これにもまして重要なことは,疾病,特に進行性疾患の障害者は予後の状態を慎重に検討すること,また日頃から福祉機器や住宅問題について関心を払うことがよい住宅整備につながる.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.