Japanese
English
◆短報
脳卒中患者の生活の再構築を評価する試み—活動種目数と感じ方
Evaluation for Resettlement of Life in Hemiplegia : The Number of Activities and Affective Responses
吉川 ひろみ
1
,
椿 真佐美
2
,
徳江 与志子
3
Hiromi Yoshikawa
1
,
Masami Tsubaki
2
,
Yoshiko Tokue
3
1群馬大学医療技術短期大学部
2富士重工健康保険組合総合太田病院
3伊勢崎福島病院
1College of Medical Care and Technology Gunma University
2Fujijuko Sogoota Hospital
3Isesaki Fukushima Hospital
キーワード:
活動調査
,
SD法
,
QOL
Keyword:
活動調査
,
SD法
,
QOL
pp.70-72
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:現在,対象者の生活の再構築が達成されたか否かはセラピストの漠然とした主観的判断に頼っている.そこで,より具体的な指標を求めるために,セラピストの大まかな主観的判断で分けた元気群9名と非元気群6名の外来脳卒中患者の活動種目数と自己およびセラピストのSD法による感じ方を測定し,両群の差異を調べた.その結果,元気群は非元気群より活動種目数が多く,セラピストの対象者に対する感じ方は肯定的だった.対象者の自己に対する感じ方は両群に差が無かった.今回の対象では,元気群に患側手指・下肢の運動機能が高い者が多かったので,今後対象者数を増やし条件を整理して検討を重ねていきたい.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.