Japanese
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特集 リハビリテーション医療におけるフレイル対策の実際
5 肝硬変・肝がんとフレイル
Frailty in Patients with Liver Cirrhosis and Liver Cancer
橋田 竜騎
1,2,3
,
神谷 俊次
3
,
中野 暖
4
,
堤 翼
4
,
松瀬 博夫
3
,
川口 巧
4
Ryuki Hashida
1,2,3
,
Shunji Koya
3
,
Dan Nakano
4
,
Tsubasa Tsutsumi
4
,
Hiroo Matsuse
3
,
Takumi Kawaguchi
4
1DepartmentofMedicine,Center for Liver Disease, Inova Fairfax Hospital, Falls Church, Virginia, USA
2久留米大学医学部整形外科学講座
3久留米大学病院リハビリテーション部
4久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門
1DepartmentofMedicine,Center for Liver Disease, Inova Fairfax Hospital, Falls Church, Virginia, USA
キーワード:
肝臓
,
フレイル
,
リハビリテーション
,
栄養療法
,
多職種連携
Keyword:
肝臓
,
フレイル
,
リハビリテーション
,
栄養療法
,
多職種連携
pp.864-870
発行日 2023年10月18日
Published Date 2023/10/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 慢性肝疾患患者,特に肝硬変や肝がん患者は高頻度にフレイルを合併している.また,フレイルは肝硬変の病期進展,肝発がんや患者予後のリスク因子である.そのため,フレイルの予防や治療は肝疾患患者の診療において重要な意義を有する.本稿では,肝硬変や肝がん患者におけるフレイルの実態およびフレイルが病期進展に及ぼす影響について論述する.また,われわれが考案した肝硬変・肝がん患者に対する運動プログラムとその効果およびリハビリテーション治療に際しての注意点についても紹介する.
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