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特集 第4次産業革命がもたらすリハビリテーション医療のこれから
6 個別性に応じた支援機器を提供するための3Dプリンティング技術の活用
Applications of 3D Printing Technology to Assistive Products
渡辺 崇史
1
Takashi Watanabe
1
1日本福祉大学健康科学部
キーワード:
アシスティブテクノロジー
,
支援技術サービス
,
デジタルファブリケーション
,
積層造形法
,
個別対応
Keyword:
アシスティブテクノロジー
,
支援技術サービス
,
デジタルファブリケーション
,
積層造形法
,
個別対応
pp.390-399
発行日 2022年4月18日
Published Date 2022/4/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 3Dプリンティング技術は,従来デザインや形状確認用の試作が主流であったが,最近は,補装具や福祉用具などを含む各種支援機器の製作改造にも利用されるようになってきた.支援機器利用者の多様なニーズや個別性に対応するための3Dプリンティング技術の活用方法は,展開と予備,更新と繰り返し,転用の3つに分類することができる.今後は,3Dプリンティング技術を活用した支援機器に対するユーザビリティ評価や機械的特性の評価に対する研究に加えて,障害者総合支援法や医療保険などの社会制度に反映させていく研究や,多様な専門職や利用者の参画による,新たなコラボレーション型の支援機器開発やサービスの創出が期待される.
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