Japanese
English
誌上シンポジウム 骨関節外科への3Dプリンティングの応用
脊椎外科における3Dプリンティング(樹脂・金属)の応用
Advanced Technology of Additive Manufacturing for Spinal Surgery
藤林 俊介
1
,
竹本 充
1
,
大槻 文悟
1
,
松田 秀一
1
Shunsuke FUJIBAYASHI
1
,
Mitsuru TAKEMOTO
1
,
Bungo OTSUKI
1
,
Shuichi MATSUDA
1
1京都大学大学院医学研究科・整形外科学
1Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medicine and Faculty of Medicine, Kyoto University
キーワード:
脊椎手術
,
spinal surgery
,
積層造形
,
additive manufacturing
,
カスタムメイド
,
custom-made
Keyword:
脊椎手術
,
spinal surgery
,
積層造形
,
additive manufacturing
,
カスタムメイド
,
custom-made
pp.97-108
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201014
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近年,急速な発展を遂げている3Dプリンティング技術の脊椎外科への応用が始まっている.われわれは選択的レーザー溶融法を用いてヒト海綿骨構造を造形し,さらに表面の化学処理を行うことでチタン製人工骨の研究開発を行ってきた.本稿では,その研究の一環である色付き3D実体模型を用いた手術シミュレーション,椎弓根スクリュー刺入ガイドとしての手術支援テンプレート,生体活性チタン脊椎カスタムメイドケージの開発における動物実験と医師主導型自主臨床試験などを紹介する.同時に諸外国における3Dプリンティング技術の脊椎外科への応用に関しても紹介する.
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