Japanese
English
誌上シンポジウム 骨関節外科への3Dプリンティングの応用
3Dプリンティング技術の上肢手術への応用
The Application of 3D Printing in Upper Extremity Surgery
大山 慎太郎
1,2
,
平田 仁
1
Shintaro OYAMA
1,2
,
Hitoshi HIRATA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科機能構築医学運動・形態外科学手の外科
2名古屋大学医学部附属病院メディカルITセンター
1Musculoskeletal and Cutaneous Surgery, Program in Integrated Medicine, Graduate School of Medicine, Nagoya University
2Medical IT Center, Nagoya University Hospital
キーワード:
3Dプリンティング
,
three dimensional printing
,
上肢外科
,
upper extremity surgery
,
義肢装具
,
prosthesis and orthosis
,
患者個別造形
,
patient specific modeling
Keyword:
3Dプリンティング
,
three dimensional printing
,
上肢外科
,
upper extremity surgery
,
義肢装具
,
prosthesis and orthosis
,
患者個別造形
,
patient specific modeling
pp.121-129
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201017
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整形外科治療に関連して使用する器具は術具,インプラント,装具,シミュレーションや説明用の模型など多岐にわたる.近年,これらの製作に3Dプリンターによる高速造形が大きな影響を及ぼしており,特に上肢治療で使用される器具において重要視される要素として,軽量性,精緻性,高いカスタマイズ性があり,近年の機器や材料の進歩により3Dプリンティングでそのような要件を満たす機器が安価に作成可能となってきた.
3Dプリンティング器具の周術期における主な用途としては患者説明・術前プランニング・手術支援や術具・インプラント・術後装具や義肢が挙げられる.特に上肢手術における3Dプリンティングの応用についての最新の知見を紹介し,将来の展望について述べる.
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