JARM NEWS【REPORT】
日本摂食嚥下リハビリテーション学会(JSDR 2021)・世界嚥下サミット(WDS 2021)/日本救急医学会総会・学術集会
戸田 芙美
1
,
広報委員会
2
1藤田医科大学医学部リハビリテーション医学講座
2日本リハビリテーション医学会
pp.123
発行日 2022年1月18日
Published Date 2022/1/18
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- 文献概要
第26・27回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会(JSDR)合同学術大会が,第2回世界嚥下サミット(WDS)との並催で,2021年8月19日(木)〜22日(日),名古屋国際会議場とWEBライブ配信によるハイブリッド形式で開催された.その後オンデマンド配信も行い,6,600名超の方々にご参加いただいた.もともと2020年,第26回JSDRと第2回WDSが並催予定だったが,新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため延期となり,2021年,松尾浩一郎会長(東京医科歯科大学大学院)と栢下淳会長(県立広島大学),才藤栄一代表(藤田医科大学),椿原彰夫会長(川崎医療福祉大学)のもとでの開催となった.
WDSとの合同企画では同時通訳も実施され,テーマである「“食べる”が繋がる(Connect“Eat”)」のとおり,海外の先生とも繋がるよい機会となった.WEB上でも活発な討論がなされ,ライブ配信は感染対策と学術活動を両立する有効な手段だと実感できた.また,講演では,錠剤嚥下の評価ツール「PILL-5」のセミナーが興味深かった.
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