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特集 感覚障害のリハビリテーション医学・医療
5 聴覚障害のリハビリテーション医学・医療
Rehabilitation for Hearing Loss
石川 浩太郎
1
Kotaro Ishikawa
1
1国立障害者リハビリテーションセンター病院耳鼻咽喉科
キーワード:
補聴器
,
人工内耳
,
聴力検査
,
難聴遺伝学的検査
,
新生児聴覚スクリーニング
Keyword:
補聴器
,
人工内耳
,
聴力検査
,
難聴遺伝学的検査
,
新生児聴覚スクリーニング
pp.1377-1382
発行日 2021年12月18日
Published Date 2021/12/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 聴覚障害は頻度の高い障害の1つである.難聴の程度と患者の年齢により対処方法は異なるが,主に補聴器や人工内耳などの補聴機器を使用しながら,言語聴覚士と連携し言語聴覚訓練を実施する.医師は各種訓練方法の適応,補聴機器の特徴を十分に理解し,患者や家族に対して適切に説明しながら,訓練を円滑に進めることが重要である.また,訓練を行う際に並行して行う原因検索では,画像診断や難聴遺伝学的検査などが有用である.特に難聴遺伝学的検査では,難聴の将来予測や合併症の有無,人工内耳の効果予測など,訓練に必要な重要な情報を得ることができる.
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