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特集 リハビリテーション医学におけるADL評価と臨床研究
6 呼吸器・循環器疾患におけるADL評価
Evaluation of ADL in Patients with Respiratory and Cardiovascular Disease
高橋 諒
1
,
上月 正博
1,2
Ryo Takahashi
1
,
Masahiro Kohzuki
1,2
1東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
2東北大学病院内部障害リハビリテーション科
キーワード:
mMRC
,
NRADL
,
P-ADL
,
NYHA心機能分類
,
SAS
Keyword:
mMRC
,
NRADL
,
P-ADL
,
NYHA心機能分類
,
SAS
pp.1005-1012
発行日 2021年9月18日
Published Date 2021/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 日常生活活動(動作)(activities of daily living:ADL)を評価し,維持・改善することはリハビリテーション治療の目的の1つである.ADL評価の際に,介助の有無や,できる・できないだけでは不十分な場合がある.呼吸器疾患や循環器疾患では,呼吸困難(息切れ),胸痛や動悸などによりADLが制限されるが,一般的なADL評価尺度では,これらの症状は評価に反映されにくいためである.本稿では,呼吸器疾患や循環器疾患の患者評価,身体活動能力(運動耐容能)評価,疾患特有の症状が加味されたADL評価法について述べる.
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