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特集 リハビリテーション医学におけるADL評価と臨床研究
4 高齢者や認知症者における日常生活活動(ADL)評価
Assessment of Activities of Daily Living for Older People and People with Dementia
大沢 愛子
1
,
前島 伸一郎
2
,
荒井 秀典
3
Aiko Osawa
1
,
Shinichiro Maeshima
2
,
Hidenori Arai
3
1国立長寿医療研究センターリハビリテーション科
2金城大学
3国立長寿医療研究センター
キーワード:
activities of daily living
,
ADL
,
評価法
,
高齢者
,
認知症
Keyword:
activities of daily living
,
ADL
,
評価法
,
高齢者
,
認知症
pp.991-997
発行日 2021年9月18日
Published Date 2021/9/18
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要旨 リハビリテーション医療は,疾患の治癒や機能回復のみならず,生活のしづらさを改善し,生活の障害を最小限に抑えて在宅復帰や社会復帰をめざす医療である.高齢者や認知症者は,加齢に伴い,すでに何らかの生活障害を有していることが多く,環境変化や新たな疾病の発症などによって容易に日常生活の障害が進行するため,常に日常生活活動(activities of daily living:ADL)に対する視点をもちながら治療を行うことが大切である.本稿では,高齢者や認知症者に対するADL評価について,さまざまな評価法を紹介しながら解説を行う.
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