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特集 関節リウマチ
8 わが国におけるコホート研究
Cohort Study of Rheumatoid Arthritis in Japan
柏倉 剛
1
,
青沼 宏
2
,
河野 哲也
3
,
宮腰 尚久
3
,
島田 洋一
3
Takeshi Kashiwagura
1
,
Hiroshi Aonuma
2
,
Tetsuya Kawano
3
,
Naohisa Miyakoshi
3
,
Yoichi Shimada
3
1市立秋田総合病院整形外科
2JA秋田厚生連雄勝中央病院整形外科
3秋田大学大学院整形外科学講座
キーワード:
関節リウマチ
,
RA
,
コホート研究
,
real world data
,
レジストリー
,
高齢RA患者
Keyword:
関節リウマチ
,
RA
,
コホート研究
,
real world data
,
レジストリー
,
高齢RA患者
pp.1054-1061
発行日 2020年11月18日
Published Date 2020/11/18
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- 参考文献 Reference
要旨 RA治療は新規薬剤の登場により向上した.RCTでは複雑化した実臨床を表すことが困難であり,観察研究としてのコホート研究が重要である.国内には数多くの優れたRAコホート研究があり,数多くの臨床的知見を出している.秋田県は,長期間全国一の高齢化率を継続しており,高齢RA患者が多い.また,高齢者は遠方への通院が困難なため,RA治療の標準化と地域格差解消をめざし,秋田大学整形外科は2010年に秋田整形外科リウマチグループ(AORA)を立ち上げ,実態調査のためAORAレジストリーを構築した.今回,AORAを含め国内のRAコホートについて概説した.
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