- 文献概要
難病の代表の1つとされてきた膠原病および類縁疾患の診断や治療は,近年,劇的な進歩を遂げた.その一方で,間質性肺炎,嚥下障害,末梢神経障害,肺高血圧症など慢性的な障害が全身に及ぶ症例や,治療薬によって誘発される障害も多い.リハビリテーション医学・医療もこれらの疾患の治療像・障害像の変化に対応して,新しい試みがなされてきている.本誌で膠原病および類縁疾患のリハビリテーション医学・医療の系統的な特集が企画されるのは今回が初めてであり,本学会員が情報を共有すべきよい機会になるものと期待される.
▷ 担当:上月正博,企画:編集委員会
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