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特集 肢体不自由児におけるリハビリテーション医学
8 肢体不自由児における教育—のざわ特別支援学校の取り組み
Education for Children with Physically Disabilities : Approach of the Nozawa Special Support School
岡崎 貴志
1
,
渡邉 貴子
1
,
高木 綾子
1
Takashi Okazaki
1
,
Takako Watanabe
1
,
Ayako Takagi
1
1栃木県のざわ特別支援学校
キーワード:
特別支援学校
,
自立活動
,
多職種連携
,
実態整理
,
真のニーズ
Keyword:
特別支援学校
,
自立活動
,
多職種連携
,
実態整理
,
真のニーズ
pp.623-628
発行日 2020年7月17日
Published Date 2020/7/17
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 特別支援学校では,個々の実態に合わせた課題を学習する自立活動がある.肢体不自由児は身体にかかわる課題がみえやすいが,認知精神面を含めた疾患特性・発達段階とその不均等も活動や学習困難の要因につながっている.本校では教員と自立活動実習助手(作業療法士〔OT〕/言語聴覚士〔ST〕/看護師〔NS〕免許保有)が連携し,細かい発達段階や疾患に関する医療的視点と日常の教育的視点を合わせて,丁寧な評価と実態整理を行っている.目の前の課題ではなく,実態整理からみえてきた本人を主体とする「本当の願い」「真のニーズ」が重要と考えている.教育的ニーズに必要な支援の合理的配慮をし,生活や学習と合わせて自立活動を行うことで,成長発達に大きくつながっていく.
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