- 文献概要
2018年に「がんロコモ」という概念が提唱され,がん患者の運動器管理の重要性について注目されるようになった.がん患者ががんと共存して生きる時代となり,最期まで「動ける」ことをめざしたがん診療は新たなステージに入ったといえる.しかし,「がんロコモ」の認知度はまだ低く,医療者だけでなく患者や社会にも啓発していく必要がある.本特集では,「がんロコモ」に精通した先生方に多方面から解説をいただいた.多くの読者が「がんロコモ」の理解を深め,それぞれのリハビリテーション診療に役立つ特集となることを願ってやまない.
▷ 担当:原 仁美,企画:編集委員会
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