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特集 より安全なスポーツ復帰をめざすリハビリテーション診断・治療
2 スポーツ選手の反復性肩関節前方脱臼の術後リハビリテーション
Postoperative Rehabilitation for Recurrent Anterior Dislocation of the Shoulder in Athletes
岩堀 裕介
1
,
花村 浩克
2
,
伊藤 岳史
1,2
,
山本 隆一郎
1,2
,
梶田 幸宏
3
,
原田 洋平
3
,
伊藤 隆安
4
Yusuke Iwahori
1
,
Hirokatsu Hanamura
2
,
Takashi Ito
1,2
,
Ryuichiro Yamamoto
1,2
,
Yukihiro Kajita
3
,
Yohei Harada
3
,
Takayasu Ito
4
1あさひ病院スポーツ医学・関節センター
2あさひ病院整形外科
3愛知医科大学医学部整形外科
4伊藤整形外科
キーワード:
反復性前方脱臼
,
肩関節
,
術後
,
リハビリテーション
,
再発危険因子
Keyword:
反復性前方脱臼
,
肩関節
,
術後
,
リハビリテーション
,
再発危険因子
pp.752-763
発行日 2019年10月18日
Published Date 2019/10/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 スポーツ選手の反復性肩関節前方脱臼の良好な手術成績を獲得するためには,適切な手術を行うこととともに,日常生活レベルへの復帰に向けたメディカルリハビリテーションおよびスポーツ活動への復帰に向けたアスレティックリハビリテーションの両者が重要な要素となる.アスレティックリハビリテーションは,多少の可動域制限を残しても安定性が優先されるラグビー選手と安定性と柔軟性の両立が必須となる野球選手の投球側では術式選択も後療法メニューも異なる.術後脱臼再発にはリスク因子があり,その因子に応じた適切な対策を講じることにより再発率を下げることが求められる.
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