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特集 脳血管障害治療としての下肢装具と運動療法
1 脳血管障害による片麻痺への下肢装具による実用的アプローチ
Practical Rehabilitation Approach with Lower Extremity Orthosis for Hemiplegia Due to Cerebrovascular Accident
渡邉 英夫
1
Hideo Watanabe
1
1社会保険大牟田天領病院リハビリテーションセンター
キーワード:
脳血管障害
,
片麻痺
,
下肢装具
,
フローチャート
,
実用的アプローチ
Keyword:
脳血管障害
,
片麻痺
,
下肢装具
,
フローチャート
,
実用的アプローチ
pp.260-266
発行日 2019年4月18日
Published Date 2019/4/18
- 販売していません
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- 参考文献 Reference
要旨 脳血管障害による片麻痺に対する下肢装具での早期歩行訓練は有効だと考えられている.
この場合の装具の選定法としては,症例の病態から考える方法もあるが,今回は早期歩行訓練における下肢装具の実用的なやり方をフローチャートで示した.
歩行訓練では訓練室に常備している装具を使用するが,まずは足関節ほぼ固定の短下肢装具を装着して平行棒内を介助歩行ができるかどうかを試してみることからフローチャートはスタートする.その後,必要であれば患者用に装具を処方,製作するのが比較的単純なやり方である.
歩行訓練の介助量は経過とともに減らしていくことが必要で,それには歩行補助具の選択と,歩行パターンの変更が考えられる.
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