- 文献概要
脳血管障害のリハビリテーション治療としての下肢装具は,その発症初期から慢性期までの経時的な病態の変化や加齢や生活環境の変化に合わせ,各リハビリテーション職種による客観的評価などを踏まえた対応が重要である.本特集は脳血管障害の患者の発症から在宅の生活期までのすべてのステージにおける,患者の歩行機能の獲得と維持に向けた装具の適切な処方と訓練について,現場の実情と課題を踏まえ,またエビデンスも示しつつ網羅する内容をめざして企画した.現場で多職種によるよりよい装具治療の実現につながることを願っている.
▷ 担当:藤原清香,企画:編集委員会
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