リハニュース【REPORT】
第1回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会【印象記】—秋季学術集会の幕開け—/第1回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会【報告記】
八幡 徹太郎
1
,
坂井 勇介
2
1金沢大学附属病院リハビリテーション科
2大阪大学医学部附属病院リハビリテーション部
pp.1011-1012
発行日 2017年12月18日
Published Date 2017/12/18
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- 文献概要
2017年10月28日(土)〜29日(日)の2日間,大阪国際会議場で開催された本会は,これまで春のみの開催であった学術集会を年2回の開催形式に変えてからの初めての秋の開催,すなわち「秋季学術集会」の新しい幕開けでした.記念すべき第1回の会長をお務めになった菅本一臣教授(大阪大学大学院医学系研究科運動器バイオマテリアル学寄附講座)は,53年前(1964年)に同じく大阪大学(会長:水野祥太郎整形外科教授)が主催した日本リハビリテーション医学会学術集会も第1回であったと紹介され,運命的,と話されていたことも印象に残りました.
本会の総参加者は2,700人を超えたと報告されております.昨年までの専門医会学術集会(例年700〜1,000人の参加)をはるかに上回る人が一堂に会したことになります.これは,多職種による総合的な討論の場を目指し,関連専門職の参加と発表も盛んに呼びかけられたご尽力の賜物と思います.一般演題は医師199演題,関連専門職264演題,2日間で計463演題であったとされています.ポスター発表なし,すべて口演,という発表形式について,当該関連専門職の方々からは,緊張と同時に,大変誇りに思ったとの感想も聞かれました.
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