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特集 リハビリテーション科専門医のロールモデルとリハビリテーションのエビデンス
5 リハビリテーション科専門医の赴任で何が変わったか—4年間の活動実践経験
Changes in Clinical System by a Board-certificated Physiatrist
森脇 美早
1
Misa Moriwaki
1
1みどりヶ丘病院リハビリテーション科
キーワード:
リハビリテーション科医
,
リハビリテーション科専門医
,
ロールモデル
,
チーム医療
,
リハビリテーション栄養
Keyword:
リハビリテーション科医
,
リハビリテーション科専門医
,
ロールモデル
,
チーム医療
,
リハビリテーション栄養
pp.211-216
発行日 2016年3月18日
Published Date 2016/3/18
- 販売していません
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要旨 筆者が赴任したケアミックス病院には,療法士は多数在籍していたがリハビリテーション(以下,リハ)科医はおらず,リハ科医を知らない職員がほとんどだった.リハどころではないとの声も聞かれる中,質の高いリハ医療を浸透させるべく他科医師への啓蒙を含めた院内教育を行い,急性期から生活期までリハ科専門医が積極的に関与し,さまざまなチームアプローチを軌道に乗せた.たとえば,摂食嚥下医療,リハ栄養,brace clinic,経頭蓋直流電気刺激(transcranial direct current stimulation:tDCS)やボツリヌス療法およびCI療法などのニューロリハ,回復期リハ科回診,リハ科医・療法士の学会発表推進などである.リハ科専門医のロールモデルとして,病院全体の意識を変えた4年間の活動を振り返り,リハ科専門医の存在意義を論じたい.
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