第6回 日本リハビリテーション医学会専門医会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》地方会での取り組み(日本リハビリテーション医学会設立50周年特別企画)―座長/菅 俊光・芳賀 信彦
北陸地方会での取り組み―会員による教育・啓蒙活動および運営について―
染矢 富士子
1,2
1北陸地方会
2金沢大学医薬保健研究域保健学系
pp.818-820
発行日 2012年11月18日
Published Date 2012/11/18
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はじめに
北陸地方会は富山県,石川県,福井県の3県からなり,日本リハビリテーション医学会の地方会の中で一番規模が小さく,会員数256名(発表当時)である.このような条件での地方会活動は,地域内での会員の顔が見え,ある意味小回りが利くという長所がある.発足は2003年3月15日で,それまでコメディカルが中心であった「北陸リハビリテーション医学集談会」を発展的解消して誕生した.事務局は発足当初より現金沢大学医薬保健研究域保健学系に置かれ,地理的にも北陸地区の中央にある.地方会開催は年2回(3月,9月)であり,いずれも金沢市で開催されている.このため,地方会開催ごとの参加者の増減は少なく,専門医の発表も多い.教育研修会は地方会同時開催で各2講演であり,講演内容,講師については毎回地方会幹事会で分野の偏りがないように決定されている.地方会の構成員はコメディカルを含めすべて日本リハビリテーション医学会の会員である.
今回の地方会での取り組みというテーマで取り上げる内容も,地方会幹事会で検討され,地方会会員の直近1年間の活動を中心にアンケート調査をすることにした.特に,地域や施設間での活動や今後予定される活動について会員全員に2011年7月にアンケート用紙を郵送し,同封した返信用はがきにより無記名形式で回答を回収した.
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