第47回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/鹿児島 《パネルディスカッション》リハビリテーション科女性医師活躍の現状と課題―座長/上月 正博・浅見 豊子
リハビリテーション科女性医師の現状―リハビリテーション科女性専門医ネットワーク(RJN)の活動を含めて―
浅見 豊子
1,2
1佐賀大学医学部附属病院リハビリテーション科
2RJN委員会
pp.318-324
発行日 2011年5月18日
Published Date 2011/5/18
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はじめに
日本リハビリテーション医学会リハビリテーション(以下,リハ)科専門医会の「リハ科専門医需給に関するワーキンググループ」の報告によれば,リハ科専門医の必要数は3,078~4,095名と報告されている1).しかし,2010年4月のデータでは,リハ医学会の会員数は9,751名であり,その中の専門医数はわずか1,755名にすぎない.さらに,その中の女性比率においては,リハ医学会会員12.2%,リハ科認定臨床医10.3%,リハ科専門医16.6%,リハ科研修施設指導責任者13.0%となっており,リハ科女性医師数は非常に少ない状況にある.今回,リハ科医師不足を解決する1つの方策になると思われるリハ科女性医師数増加を目指すために,リハ科女性専門医ネットワーク(RJN)の活動内容にも触れながら,リハ科女性医師の現状と課題について述べたい.
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